駅前の本屋でモレスキン本を買いました。
↑これね。
私は高校時代から手帳を持ち歩いています。明確な理由は忘れましたが、大事なインターハイに参加するための飛行機の日ですら思いっきり勘違いしていて、 大慌てで荷物を詰め込んだ記憶があります。あまりの私の忘れっぽさ、というか大雑把すぎるところを見兼ねた父が、ウィークリーの手帳を買い与えてくれたのが始まりでした。
可愛くもなんともない普通の手帳に、その後も予定を書いたりすることはなく…(そもそも自室にたっぷり書ける壁掛けカレンダー があったので、大体の用はそれで済んでいました。友達も少なかったし笑)かといって持っていないと父に怒られるので、煩わしいことこの上ありませんでした。
本格的に手帳を使いだしたのは多分、大学に入ってからだと思います。MIDORIのA5版の手帳でした。賃貸になったので、壁に カレンダーを貼るのが少し申し訳なくて、スケジュール管理は手帳でしようと思ったのです。一人暮らしで全ての情報を手元において置きたいということもあって、しばらくの間、奴は大活躍しました。
ですがそれも大学に入学して1~2ヶ月くらいでした。デカかったのです。パソコンを持ち歩かなければならなくなり、生活にも慣れ、尚且つノートや、今まで以上に重くなった財布、化粧品やモロモロ…カバンでかさばる大きな手帳はマンスリー欄くらいしか使われなくなりました。
でも、もとよりそういった文房具は意味もなく好きで、未だに小学生の頃に買ったメモ帳が余っていて使っているくらいです。好きなのに、書けない。書くことがない…
ちなみに今でもその壁は超えられずにいます。いろんな方の手帳の使い方をみまくって来ましたが、持ち歩いているほぼ日手帳は白いページが多い。それでも昔よりは持ち歩くようなったし、書くようになったし、飽きなくなりました。この辺はほぼ日手帳の魅力ということで、また別エントリにでも。
なんの話だっけ。モレ本か。
モレスキンは伝説のノートとして有名かと思われます。私はモレスキンは持っていないのですが、就職した先のルールによっては、購入しようかと思っています。
ちなみにスケジュール帳はもうほぼ日を予約したのですが。(笑)
ホントは、いろんな方の手帳の使い方画像が見れるんじゃない!?と期待して買ったのですが、そういう意味ではハズレでした…。冒頭にちょろっとのってるだけだったの 。しかも見たことある方のばっかりだったの。
でも、モレスキンがいかに人に寄り添うノートであるかということは大変よくわかりました。デジタルツールが普及している中でのアナログツールの価値、デジタルとアナログの両刀使いのアイディアなど、得るものは多かったです。私自身、近頃アナログツールの愛おしさや素晴らしさを実感しています。もちろん、iPadとの関係は模索中ながら、この二つで練り合わされた自分の記録・記憶はさぞ強力で便利だろうと思うのです。
とかなんとか語って置きながら、結局ほぼ日を使うんじゃないの!という声が聞こえそうですが、私なりにも線引きがあるのです。その結果、まだモレスキン様に助けていただくほどのことは日々得ていないだろう…となったのです。学生なのにね。変な話ですが。
ほぼ日手帳は、情報を保存しておくには紙がうすすぎるとおもうのです 。何度もめくれる紙ではありません。書き味は好きだし、線も程よく淡くて普段使いにはとてもいいのですが。だからこそ、膨大なアイディアや情報が右から左に流れて行く今に丁度いいと思うのです。私が今メモするようなことは大抵つまらんもんです。数日後には書き換えられている様な。五年先に見直してそのアイディアを使うとか、そういうのもきっとしません。
でも時折、昔のネタ帳なんかを読むとこの時こんなこと考えてたのかーなんて、楽しいもんです。だから、ほぼ日手帳に書きなぐったメモで必要な情報なんかを、ちょっといいノートなんかにまとめておけたらそれが一番いい形なんじゃないかなって思うのです。もとのインスピレーションのままのメモも残したままでね。あっちこっち同期させてさ。便利そうでしょ?
ちなみに、一昨年の手帳の記事はココ。